■ ID
| 1328 |
■ 種類
| 論文 |
■ タイトル
| Spatially detailed survey on pollution by multiple perfluorinated compounds in the Tokyo Bay Basin of Japan |
■ 著者
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Yasuyuki Zushi
横浜国立大学大学院
Feng Ye
横浜国立大学大学院
Mamoru Motegi
埼玉県環境科学国際センター
Kiyoshi Nojiri
埼玉県環境科学国際センター
Shigeo Hosono
埼玉県環境科学国際センター
Toshinari Suzuki
東京都健康安全研究センター
Yuki Kosugi
東京都健康安全研究センター
Kumiko Yaguchi
東京都健康安全研究センター
Shigeki Masunaga
横浜国立大学大学院
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2011 |
■ 誌名・巻・号・年
| Environmental Science and Technology, Vol.45, No.7, 2887-2893, 2011 |
■ 抄録・要旨
| 東京湾流域の河川水等について、35種類の有機フッ素化合物(PFCs)による汚染を調べた。河川水では、ペルフルオロノナン酸(PFNA)、ペルフルオロオクタン酸およびペルフルオロオクタンスルホン酸が他の物質に比べて高い濃度で検出されたが、それらの前駆物質や分解生成物は低濃度であった。下水処理場放流水は河川水よりもPFNA濃度が高かった。PFCsによる汚染は市街化の進行に伴って増加する傾向があるため、この地域の汚染はノンポイントソースによる寄与が示唆された。ペルフルオロアルキルカルボン酸類(PFCA)が高濃度で検出された試料では分岐異性体の比率が小さかった。この分析方法は、異なるPFCA生産工程のそれぞれの寄与を評価することに有効である。この研究により、東京湾流域のPFCs汚染の起源、空間的分布、挙動について新しい知見が得られた。
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